【EVIL&SANADA敗れるも、これで良かったと思う|新日本プロレス】
「さあこれからタッグ戦線を盛り上げていくぞ!」っていう時にタイトルを失ってしまいました。。。
なかなか思うようにいきませんね・・・
昨日(2月23日)のIWGPヘビー級タッグ選手権試合は、G.O.D(バレットクラブ)の方がチーム力も気合も優っていたように見受けられました。
なぜか唐突に組まれたタイトルマッチ、どんな形でも最善を尽くすのがプロとはいえ、戦前 EVIL&SANADAのモチベーションが心配でした。
・・・案の定、EVIL&SANADAにとっては色んな意味で苦い敗戦となりました。
敗者となったEVILのコメントが全てを象徴しています。
EVIL「クッソオ……。無下に、無下に扱いやがって……、俺らの、俺らのプライド、傷付けやがって。おまえら許さねーぞ? このコメントは! IWGPタッグ、そのものに対してのコメントだ。クッソオ……!」
(引用:新日本プロレス公式)
同感です。
・・・ROHとの合同開催による、4月6日のMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)大会が間近に迫る中、カードを決めていかなければならない会社の裏事情があったとは思います。
なので、会社的にはIWGPタッグのタイトルを無下(むげ)に扱うつもりはないが、やらざるを得なかったタイトルマッチだったのかも知れません。
しなしながら、会社のマッチメイクに対して異議を唱えるスター選手が多い、昨今の新日本プロレス。
大人の事情は考慮しつつも、EVILは納得していないでしょうね。。。
...でも、その怒りをバネにできるかどうか。
私にはさらに強いEVILを見ることができそうな予感がしてきました!
そうそう、もしEVIL&SANADAが勝っていたら、どうなっていたんでしょうか?
彼ら2人はNEW JAPAN CUPに出場するでしょうから、その結果を待っての判断になったのかな?
EVIL&SANADAは、ROH&新日本プロレス合同北米ツアー「GLOBAL WARS」(2018.11.11)で、ブリスコブラザースに負けています。
MSGで両チームの持つベルトを賭ける、かつEVIL&SANADAにとっては「リベンジマッチ」、これはアリだったな思います。
まあタラレバですがね。
まあでも、ジュース・ロビンソンのセリフにもありましたが、私的には「でもこれで良かったかな」という気持ちもなくはないです。
EVILとSANADAはシングルでしっかりと結果を残して欲しいですから。
EVILは2016年にNEVERを巻いて以来、シングルのベルトからは遠ざかっていますし、SANADAにいたっては未だ無冠です。
心中穏やかでないであろう2人がこれからどう巻き返していくのか、まずは沖縄大会(2月27日)のオカダ・カズチカ&田口監督戦の結果・コメントを待ちたいと思います。
See you next time!