【ヒール役のジェイ・ホワイトから学ぶこと|新日本プロレス】
この記事を書いている今日は2019年2月3日。
2019年の1ヶ月、つまり1/12がすでに終わったことを意味しています。
私は他の仕事をもちながらブログを執筆している身です。
...今日、ブログ以外の仕事をしている時にふと思ったんですよね・・・
「今やっているこの仕事は果たして私の人生を変えるのか?」
「今のままの仕事のやり方で今年大きな変化があるのか?」
って。
・・・昨年末のとあるイベントの日、「来年の今日は全く違う状況にしてみせる。」と誓ったのに、全く変わっていない現実の行動。
当然、計画と行動を変えなければ未来が大きく変わることはありません。
昨年、常に新日本プロレスの中心で話題を振りまき、プロレスファンの注目(多くは否定)を集めた上でしっかりと結果を残し、レスラー人生を一変させた選手がいます。
...その名は、
ジェイ・ホワイト。
ビッグマッチでケニー・オメガ、棚橋弘至、オカダ・カズチカを撃破しただけでなく、2018年後半はCHAOSに造反したのち、1.4東京ドームでは再びオカダを打ち負かしました。
そして、実力で棚橋弘至の持つIWGPヘビー王座への挑戦権を手にしました。
そんな彼と自分を照らし合わせた時、ふと思ったんですよ。
「彼はなぜこんなにも短期間に、自分の置かれている状況を変えることができたのか?」
って。
会社の強力なプッシュがあるから?
元来ハンサムで体格にも恵まれているから?
それもあるかも知れません...
しかし、会社のプッシュを引き出したのは、紛れもなくジェイ本人であり、端正なルックスを生かすも殺すも、自分次第です。
そんなジェイのことを考えていた時、思い出したのが1.4東京ドーム・オカダとの決戦前のインタビュー記事。
読み返した時、そこにジェイ・ホワイトの全てが詰まっていると感じました。
私が特に気に入っている一節。
ジェイ:俺は着々と事を進めるタイプなんだよ。大きな夢を実現させるために、何が必要なのかを考えて、常に小さな目標を設定し確実にクリアしていくんだ。今年でいえば、ケニー・オメガ、棚橋、オカダを順番に倒したことだって、あらかじめ自分で決めた小さな目標を達成したに過ぎない。東京ドームで、オカダにとどめを刺すこともそう。すべては、俺が世界一のレスラーになるために決めたコースの通過点でしかないんだ。確かに、今の俺を見てハッピーな気持ちになるファンは少ないだろうね。でも、俺が世界一のレスラーになれば、新日本プロレスはさらに儲かるわけだし、ファンだって存在を認め、熱狂しないわけにはいかない。つまり、最終的に誰もがハッピーにならざるを得ないんだよ。
(引用:Rolling Stone Japan)
ジェイ・ホワイトはすでに「スーパースターになるためのシミレーションを終えているのではないか?」と考えざるを得ません。
今はその計画に対して、着々と歩を進めているだけ。
全て、壮大な計画の中の一部であり過程。
大技の目立つリング上に相反して、本質は非常に緻密な人間 ジェイ・ホワイト。
だから、たった一年で大きな変化を成し遂げたのだと思います。
いや厳密にいうと、「変化」という果実が実ったのが昨年だったというのが正しい表現かも知れません。
彼はケイオスから離反した「腐ったミカン」なんかではなく、新日本の世界戦略を担うキーマンであり、今まさにトップになろうとしている早熟の天才です。
ジェイ・ホワイト・・・末恐ろしいですね...
彼の「物の考え方」「立ち振る舞い」から学ぶことは非常に多いと思います。
ビッグマッチのメインイベントで、棚橋・オカダのドリーム・タッグの前に立っているジェイは決してフロック(まぐれ)ではありません。
実力で掴みとった舞台です。
しかし、今はまだ彼の「夢」の途中。
ジェイの視線の先に何があるのか、しっかりと見届けたいと思います。
See you next time!