【今こそ「いつの時代も三銃士説」|新日本プロレス】
外国人レスラーの活躍が目覚ましい昨今の新日本プロレス。
売上拡大のための海外戦略、開催試合の増加を図る上で外国人レスラーはなくてはならない存在です。
しかしながら、間近に迫った1.4東京ドーム、第0試合〜メインイベントの全出場選手41人中20人が外国人選手という事態は喜ぶべき状況でしょうか?
残念ながら1.4に出場することができない選手の大半が、日本人レスラーという状況は考えざるを得ません・・・
...そういう時代だと言えばそれまでです。
ですがね、最近プロレスファンになった方はご存知ないと思いますが、過去の新日本プロレスはどんなに外国人レスラーが活躍しようとも、団体と時代を象徴する3人の日本人レスラーを軸に、新日本プロレスを押し出していました。
それが有名な『闘魂三銃士』です。
初代・闘魂三銃士:武藤敬司・橋本真也・蝶野正洋
新・闘魂三銃士:棚橋弘至・中邑真輔・柴田勝頼
『有田と週刊プロレスと シーズン3』予告動画 (中略)新・闘魂三銃士「恩讐」の物語!
「新・闘魂三銃士」に関しては、まとめて安売りされたくなかった(中邑談)、本人達はそう呼ばれるのが嫌だったなどの逸話があります。
新・闘魂三銃士の1人の棚橋弘至ですが、「いつも俯瞰的に新日本プロレスを見ている」点が優れていると思います(主観です)。
その上で、ある一つの試合・大会を盛り上げていくための「筋書きを考える」ことが好きで巧みですよね。
ここ最近では「イデオロギー闘争」がそうですね。
...もしかしたら、新日本プロレスのストーリーテラーは「あの人」ではなく、棚橋弘至なのかも知れませんね・・・
いや、部分的に担っていると言った方が正しい表現かも知れません(推測です)。
そんなプロレス脳を持つ彼が昨年こう語っていました。
「いつの時代も三銃士説」
— njpwworld (@njpwworld) November 29, 2017
棚橋@tanahashi1_100 選手が思う、現在の三銃士とは…
続きは https://t.co/Tj7UBJ4PjP で!#njpwworld #njwk12 #njpw pic.twitter.com/MtigVSUEKt
う〜ん、どうでしょう?
三銃士という考え方・戦略は今後の新日本プロレスの戦略にそぐわない気もします。
ユニットを軸にした方が何通りもの抗争パターンを繰り広げることができますから、団体としては年間通じて話題を提供しやすいしょう。
...でもね、「戦略」・「売上」は置いといて、外国人レスラーが半数を占める新日本のリング、もっと日本人選手が奮起して欲しいんですよね。
そのための「闘魂三銃士」というくくり。
今ならどうだろ、棚橋が言うように、オカダ・カズチカ&内藤哲也&飯伏幸太になるのかな?
まぁ、あえて「闘魂三銃士」とはうたっていないだけで、会社の中ではいつの時代も3本柱はきっちりとあるんでしょうけどね。
次世代はどうだろ?
オカダ&EVIL&SANADAかな?
3本柱には食い込んでいかないと「エース」とは呼べませんからね。
やっぱりエースは日本人であって欲しい。
海野翔太など若手の成長が著しい中、下からの突き上げもありつつ、オカダ・カズチカ世代(EVIL&SANADA、ヒロム、YOH&SHOなど)はこれからの10年、さらに新日本プロレスを盛り上げていって欲しいですね。
ヒールユニットに在籍しているにも関わらず、SANADAファンからは「時期エース」と期待されているベビーフェイスSANADA。
まもなく31歳、来年で新日本のリングは丸3年です。
2019年はSANADAにとって勝負の年。まずは幸先よく1.4でベルトを奪取して欲しい!
時代は巡るもの。またいつの日か「闘魂三銃士」が現れるかも知れませんね。
See you next time!