【SANADAの「変化」は入場テーマ曲から|ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン】
今週発売の週刊プロレスに興味深いエピソードを発見しました。
それは「棚橋弘至のドラゴンノート」(隔週連載)の中。
・・・「棚橋弘至のドラゴンノート」とは、棚橋と番記者の“タナ番”が、ほかではなかなか聞けないトークを展開する連載です。
週刊プロレスの中ほどの白黒ページにあります。
その中で語られていたエピソード。
棚橋弘至が若手時代、スーパー・スター武藤敬司の付き人だったことは有名な話。
...かつて武藤ファンでもあった棚橋は、ある日ファン目線で武藤にこんなことを聞きました。
棚橋
「HOLD OUT(武藤敬司の入場テーマ曲)好きだったんですけど、なんで変えたんですか?」
武藤
「それが俺たちのビジネスだから。」
(引用:週刊プロレス)
カッコ良すぎます・・・
「HOLD OUT」、昔からのプロレスファンなら、知らない人はいない超有名な曲。
闘魂三銃士・武藤敬司の入場テーマ曲といえば「HOLD OUT」。
TVのテーマ曲(確かクイズ番組だったような...)でも使われていたので、プロレスファンでなくても一度は聞いたことがあるだろう、キャッチーでノリのいい曲。
あと、「TRIUMPH(トライアンフ)」。
1995年10月9日 東京ドーム・IWGPヘビー級選手権試合「武藤敬司 vs 高田延彦」での、
プロレスの歴史に残る最高の入場シーン。
その時のトライアンフは最高でした...
ご存知ない方は、ぜひyoutubeで検索してみてくださいね。
武藤敬司 HOLD OUT
武藤敬司 トライアンフ
です。
無茶苦茶カッコイイですよ!
...話が少し逸れてしまいました。
「それが俺たちのビジネスだから。」
武藤さんのこの言葉には深い意味があると思いますが、ドラゴンノートの記述を要約すると、
- 新しい変化が新しいファンを連れてくる。
- 人前に立つ人間は、半歩先にいかなければならない。
- 変化すると、ファンに何か始めるんじゃないかと思わせることができる。
「HOLD OUT」は最高に人気があるのに、あえてそれを変える。
結構勇気がいりますよね・・・
でも、入場テーマ曲だけじゃなく、見た目も変化させてきた武藤敬司。
シビれますね〜。
そういえば、グレート・ムタもずっと変化を繰り返していますね。
子供の頃、HOLD OUTがもう大好きで...入場曲変わった時残念だったんだけど。。
そういう意図があったんですね...
...それはそうと、みなさん、SANADAのテーマ曲って思い出せますか?
「COLD SKELETON」
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格好いいんだけど、なんかインパクトに欠けると思いませんか。
耳に残らないというか。
歴史に名を残しているレスラーの入場テーマ曲って、口ずさみやすい・覚えやすいという特徴があると思うんです。
なので、今週の週刊プロレスを読んで、SANADAの変化は「カタチ」から入ったらどうなのかな?って思ったんですよ。
入場テーマ曲がもうひとつだから、思いっきり変えてみる。
ファンに「あれ⁉︎」「おっ」て思わせる。
そして、「SANADAの心境に変化があったのかな?」と感じさせる。
注目を浴びる。
キャッチーなテーマ曲で入場時に大声援を受ける。
そのファンの期待感がSANADA自身の追い風になる。
こんなのもアリじゃないかって思うんですよね。
「変わるのは一瞬」
って誰かが言ってましたよね。
「風向き」って一瞬で変えられるんじゃないでしょうか。
...SANADAの「大変化」が見たい今日この頃。
ヒゲはちょっとずつ伸びていくから、ガラッと変わったって感じにならないんですよね(笑)
キャッチーでノリのいい入場テーマ曲期待してます!
See you next time!