【SANADAのフィニッシュ・ホールド見つけました|新日本プロレス】
10.26後楽園ホール大会・メインイベントのフィニッシュは、多芸な田口監督が見せた奥の手、「後楽園スープレックス」でした。
「ぶっこ抜く」宣言をしてから、相手の腕を「コ」の字にして放つ、変形ハーフネルソン・スープレックス。
変形ハーフネルソンに固める際に少々まごついたものの、フィニッシュ・ホールドとして説得力十分でした。
普段はお笑いプロレスを展開している田口監督ですが、大舞台とか、後輩相手の試合でたまに本気になりますよね。
やっぱり先輩としての意地があるんでしょうね。そのギャップが、田口監督が人気のある理由の一つだと思います。
今回、田口監督は『奥の手中の奥の手』を繰り出したわけですが、たまにしか出さない必殺技って盛り上がりますよね。
選手の本気が垣間見れます。相手を認めている証拠とも受け取れますし。
鈴木みのるの「逆落とし」も最近見ることが少なくなりましたが、今年のG1クライマックスでEVILに決めた時は、鈴木みのる本気だなと思いましたね。
...さて、「後楽園スープレックス」ですが、似たような技があります。解説者が、田口監督が技を仕掛けた時に「テキーラ・サンライズ」と言っていましたが、よく似てます。
「テキーラ・サンライズ」を知っている解説者もすごいと思いましたが。。
見事です。
この「テキーラ・サンライズ」、SANADAのフィニッシュ・ホールドとしてどうでしょうか?
実は今、スープレック系をフィニッシュとして使っている新日本の選手って、意外と少ないと思いませんか。いわゆるジャーマン系です。
ジュニア選手なら、タイガーマスクぐらいではないでしょうか?
ヘビー級だと棚橋弘至がダルマ式ジャーマンを使ってますが、膝が悪いので使用頻度は減っていくでしょうね。飯伏幸太のクロスアーム式はあくまで「カミゴエ」への布石です。
SANADAは日本一美しいタイガー・スープレックの使い手だと思いますが、3カウントは取れていない状況です。
そんな中、奥の手で「テキーラ・サンライズ」を使うとかなりのインパクトがあると思います。
SANADAなら問題なく、美しい「テキーラ・サンライズ」を魅せてくれるでしょうね。
あえて、田口監督の「後楽園スープレックス」をパクって、田口監督と絡むのもありです(笑)パクリの天才ですから。
See you next time!