【SANADA飛躍の鍵は...「4人目の天才」が握っています|新日本プロレス】
SANADA、静かですね。。
今年のG1クライマックス、4勝5敗で負け越したものの、記憶に残る名勝負を連発したSANADA。
改めて、プロレスファンはその実力・ポテンシャルを実感したわけですが・・・
その後はSANADA絡みの話題が乏しく、SANADAファンとしては少し寂しい昨今ではあります。
ただ、「新パレハ・鷹木信悟」、「CHAOSの分裂騒動」、「棚橋弘至とケニー・オメガのイデオロギー闘争」など、話題作りに余念がない新日本のリングですから、順番待ち状態なだけ、だと思います。
そのキャラクター設定からプロレスのストーリーやドラマの登場人物になりにくいSANADAですが、着実に新日本のレスラーとしてステップアップしています。
それは、人気に実力が伴っているからに他なりませんね。
振り返ってみると、SANADAが新日本に登場したのは2016年4月。「オカダを踏み台にする」と言い放つも、惨敗しました。
2016年04月15日 16時00分SANADAは10日両国大会のIWGPヘビー級戦で内藤哲也(33)の助っ人として乱入。
王者オカダ・カズチカ(28)に暴行を加えて内藤の王座奪取をアシストした。
ロス軍入りの経緯についてSANADAは「選手として一番プロレス界で輝いているところにいくのは必然。考えてやった行動じゃない。今までのイメージを払拭したい」と説明。
全日本プロレスやW―1で将来のエース候補と目されたが、現在の知名度は決して高くない。
両国大会での反応も冷ややか。多くのファンが何者か調べるため検索したようで、ヤフー急上昇ワードに「真田聖也」がランクインしたほど。それだけに、5月3日の福岡大会でオカダとのシングル戦が組まれたのは絶好のチャンスだ。「誰も知らない、両国をシーンとさせたSANADAが、オカダという絶対的な存在を踏み台にしてやる。今のうちから見といたほうがいい」と豪語した。
(引用記事:東スポweb)
同年のG1クライマックス初戦で棚橋弘至を破るも、11.5大阪のスペシャルシングルマッチで破れ、シングルのタイトル戦線からは遠ざかりました。
2016年11月02日 16時21分新日本プロレス5日の大阪大会で棚橋弘至(39)とのシングル戦に臨むSANADA(28)が1日、来年1月4日東京ドーム大会からの“エース追放”を予告した。G1公式戦に続く2連勝で棚橋をトップ戦線から撤退させ、激動続きだった2016年の「クライマックス」にするという。
SANADAは大阪で棚橋との再戦を受けて立つ。「棚橋が勝って、またタイトル戦線に…と期待してる人が多いんでしょうが、その予想を裏切ってやりたい。この試合を踏み台にするのはむしろ俺のほう」と迎撃に自信をのぞかせた。
棚橋自身も連敗した場合は、来年ドーム決戦への出場が危ぶまれると自覚。不退転の決意を明かしている。SANADAは「そこまで分かってるなら、その通り追放させてもらう。ドームでは試合しなくていいんで、ファンサービス要員として会場に来てくれれば」とバッサリ。“旧エース”の介錯人として任務を遂行する決意だ。
(引用記事:東スポweb)
2017年はNEVER無差別級6人タッグ、EVILとのタッグ戦線で活躍し、2018.2.10ついにIWGPヘビー級タイトルマッチをつかみます。最強オカダ・カズチカに4度目の挑戦でしたが、善戦するも破れました。
2018年02月11日 00時00分IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)が10日、新日本プロレスのエディオンアリーナ大阪大会で、SANADA(30)の挑戦を退け10度目の防衛に成功した。
序盤は初挑戦のSANADAの猛攻に苦しめられた。オキテ破りのレインメーカーを浴びたばかりか、本家レインメーカーをかわされてSkull End(変型飛龍裸絞め)からの月面水爆と大技を連続で浴びて窮地に陥った。
それでも王者の意地でカウント3は許さない。2発目の月面水爆を剣山で迎撃し、レインメーカー2連発で反撃を開始。脅威の粘りを見せるSANADAも最後の一撃をかわして再反撃を試みるが、オカダはこの攻防を制し旋回式ツームストーンパイルドライバーでマットにグサリ。ついにトドメのレインメーカーを決めて30分超の激闘に終止符を打った。
(引用記事:東スポweb)
この試合で一気に評価を上げたSANADAでしたが、期待されたNJCとG1の成績が振るわず、一歩引いた感じになっています。
...ただ、一つ間違いないと思いますが、会社はSANADAに相当期待しているはずです。G1クライマックスでのメインイベント登場回数をみれば明らかです。
現状は、期待値に対して結果が少し追いついていないだけです。
そんなSANADAですが、飛躍するには何かのきっかけが必要です。タイプ的に他力本願にはなりそうですが...
そのきっかけは、SANADAが「4人目の天才」と語った’あの人’にあると思っています。
はい、飯伏幸太ですね。
一つだけ忘れてはならない事実があるんですよ。
それは、SANADAは飯伏幸太に勝っているという事実です。
おそらく、どこかのタイミングで生きてくるはずです。
飯伏幸太が新日本のシングルベルトを初戴冠する時、彼が最初の防衛戦に指名する相手はSANADAの可能性が高いと思います。
だとするなら、SANADAが初めてIWGPヘビーを奪取するのは飯伏幸太から、ではないでしょうか?
そして、初防衛の相手はもちろん彼ですね・・・
...1.4東京ドーム以後、新日本プロレスを盛り上げてくれるのは、シングルベルト未戴冠の「2人の天才」かも知れませんね。
See you next time!