【ケンコバ「まだSANADAがオカダに勝つシーンが思い浮かばない。」|G1クライマックス28】
SANADAびいきの著者として、言いたくはないがそうなんだよな、っていう
コメントを残していたケンコバを発見。
著者も実はそうだ。
『勝ってほしい!でも...どんな風に勝つんだろう?』
こんなイメージ。
これは対 オカダ・カズチカに対してだけではない。
対 新日本トップ3(ケニー・オメガ、オカダ・カズチカ、内藤哲也)
に関してもそんなイメージだ。
いや、対 飯伏幸太 もそうかも知れない。
飯伏を含めたトップ4以外の選手ならば Skull End で締め上げてからの
ラウンディング・ボディープレスでピンというイメージが湧く。
ただ、トップ4に関しては、なかなかこれで勝てるイメージが湧いてこない。
そう、何か決め手にかけるのだ。
若かりし頃の飛んで跳ねての武藤敬司は華やかなプロレスで人気はあったが、
何か『強さ』にかけるものがあった。
しかし、諸刃の剣『シャイニング・ウィザード』を得たことにより、飛ばなくても
これがある!という必殺技で40代でも大いに活躍した。
SANADAのSkull Endしかり、YOSHI・HASHIのバタフライ・ロックしかり、
G1クライマックス以外であれば必殺技といえるだろう。
しかし、各選手がいつも以上の気合いをもってして臨むG1クライマックス、
やすやすとギブアップは取れない。
そして、Skull Endでギブアップの取れないSANADAは飛ぶしかない。
そう、若かりし頃の強さに欠ける武藤敬司のように。
著者は蹴りを使うレスラーはあまり好きではないので認めたくはないのだが、
飯伏幸太の強さは、飛べる・投げもある・蹴りもある、三拍子揃っている強さだ。
SANADAの投げ技『タイガー・スープレックス』は日本一だと思うが、もう一歩。
全日本プロレスの宮原健斗の『シャットダウン・スープレックス』くらい
説得力のあるスープレックスが欲しい。
SANADAの身体能力ならば、なんでもできるはずだ。
武藤敬司が古典的な技『足4の字固め』を蘇らせたように、クラシカルな技、
オーソドックスな技をSANADAにしかできない迫力で決めるといい。
『もう一つの武器を手に入れた最強のSANADA』
を待ってるぜ!