【SANADA vs 内藤哲也の結末|G1クライマックス28】
筆者が予想する結果は
時間切れ引き分け
だ。両選手とも30分戦い抜くスタミナは備えている。
だが、両選手ともこれが決まれば!という必殺技に欠ける。
そう、ケニーの「片翼の天使」、真壁の「キングコング・ニー」のような技だ。
内藤にはデスティーノがあるじゃないかという意見はあるだろうが、
ここ最近のシングルでは内藤のデスティーノは1発で決まらないことが多く、
また正調のデスティーノは仕掛けるムーヴに無駄が多いため、ビッグマッチで
決めきれないことがある。そう、今年の1.4 vs オカダのように。
30分の試合時間で2発3発決められるほどSANADAは鈍臭くはない。
一方、SANADAのここ最近の必殺パターンはスカルエンドで極限まで体力を削ってから(意識を遠ざけてから)のラウンディング・ボディープレス。
タイガー・スープレックスはプロレス界全体を見渡しても一番美しいだろうが、
ダメージという点で考えると必殺技という領域までは達していない。
飛び道具と絞め技はあるが、
投げ技でもう一手欲しいのが今のSANADAだ。
この2人G1ではむしろ決着がつかない方が面白い。
なぜなら、内藤がG1を2連覇した場合、決着のつかなかったSANADAとの
リマッチがroad to 1.4もしくは1.4で組まれる可能性が高いからだ。
新日本は常にファンを飽きさせない仕掛けを用意している。
1.4で完全決着後もしくはその過程で
SANADAのロス・インゴからの離脱
を仕掛けてくるだろう。
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