【本間朋晃の復帰戦】
6.23地元山形大会で復帰する本間選手に心からエールを送りたい。
中心性頸髄損傷という大怪我からのカムバック。リングに上がるのは
本当に本当に怖いと思う。それでも、応援してくれるファンのため、
家族のため、そして大好きなプロレスをするためにリングに上がる、
のだと思う。
本調子になるまで
「あまり無理をしないで欲しい。」
というのが本音だ。
勿論、プロだから元気な姿を見せてくれるだろう。でも、
無理は禁物だ。
受け身の取れない、取るのが難しい危険が技が横行している昨今、
プロレスラーは今一度考えて欲しい。
「相手を怪我させるようなプロレスをしているあなたは、プロですか?」
もちろん、相手のキャリア、力量を踏まえて技を仕掛けているはずだ。
ただ、
「鍛えようのない箇所を攻める技が多くないですか?」
「それで3カウント取って嬉しいですか?」
これは投げ技だけに言えることではなく、関節技、反則攻撃もしかり。
かつて、ジャンボ鶴田は相手の力量に合わせてバッグドロップの角度を
調整していたという。
現在の石井も同じ。彼は垂直落下ブレーンバスターを必殺技としているが、
脳天を叩きつけるような危険な落とし方は極力しない。
ギリギリのせめぎ合い。
だが、相手を怪我させてはならない。